Amazon出品サービスをご利用の際、ペイメントレポートにアカウントレベルの引当金が表示されることがあります。これは、お届け日に基づく引当金ポリシーでカバーされない金銭的な義務が求められる場合に備えて、十分な資金を確保するために留保される金額です。
引当金がある場合は、ペイメントレポートの一覧タブのアカウントレベルの引当金セクションに表示されます。
Amazonマーケットプレイス保証が申請されると、処理が完了するまで申請金額が留保されます。Amazonマーケットプレイス保証の解決には最長で14日、またはそれ以上かかる場合もあります。処理が完了すると、引当金は留保が解除されます。
出品者のアカウントで、過去90日以内の取り引きにおいて払い戻し(チャージバック)が発生している場合、アカウントの残高の一部が引当金として留保されることがあります。すべての払い戻し(チャージバック)の処理が完了すると、引当金は留保が解除されます。
パフォーマンス指標が基準を下回る場合に、アカウントの残高の一部が引当金として留保されることがあります。多くの場合、パフォーマンス指標が基準より低いのは、保証申請、払い戻し(チャージバック)、返品の発生率が高いからです。
出品者の販売実績や出品用アカウントに予想外の変化が見られた場合、または、新しい出品者で配達にかかる見込み時間が決済期間より長い場合は、アカウントの残高の一部が引当金として留保されることがあります。
税務登録のステータスや、売上げに基づく所得税の源泉徴収および支払いを行うAmazonの責任に基づいて、売上金が留保されることがあります。
アカウントレベルの引当金は、複数の理由によって同時に適用される場合があります。たとえば、800円の注文に払い戻し(チャージバック)が発生し、400円の注文に対してAmazonマーケットプレイス保証が申請されている場合、それら2つの注文のアカウントレベルの引当金は合計1200円となります。
ほとんどのトランザクションは、注文の配送や購入者の支払いを待っている間、一定期間留保されます。アカウントレベルの引当金は、前述のいずれかの理由により、支払い用として計上されている売上金に適用されます。詳しくは、留保中トランザクションとはをご覧ください。
引当金の留保が早く解除されるための対策については、下記をご覧ください。