Amazonから、270日を超えて保管されているFBA在庫について、長期保管在庫追加手数料が発生するとの通知が届きました。
確認したところ、対象在庫は264個、推定追加手数料は199円でした。有効な出品情報がないFBA在庫は0個で、商品自体は出品中です。
ところが対象ASINの商品ページを確認すると、複数の出品者が在庫を持っているにもかかわらず、誰もカートを取得できず、通常の「カートに入れる」ボタンが表示されない状態になっています。
このような表示では、多くの購入者は「現在販売されていない」「購入できない商品」と判断して、そのまま商品ページを離れてしまうと思います。出品一覧をわざわざ開き、出品者を選んで購入する人は限られるため、カートが表示されないだけで販売機会が大幅に失われます。
この状態を解消するには、出品者側が販売価格を下げ、Amazonの価格判定を通過するしかないように見えます。
しかし、この商品では以前、在庫処分のような極端に安い価格で販売する出品者が現れたことがあります。その出品者がいなくなった後も、その安値が価格判定の基準として残っているのであれば、通常の仕入価格や必要経費を踏まえた適正価格で販売している出品者まで、カートが表示されなくなってしまいます。
その結果、
・Amazonの価格判定によってカートが表示されない
・購入者からは販売していないように見える
・商品が売れず、FBA在庫が長期化する
・売れ残った在庫に対して長期保管在庫追加手数料が発生する
・解消するには利益を削って値下げするか、返送・廃棄するしかない
という状況になります。
Amazonからは「プロモーションや広告で販売を促進してください」と案内されていますが、そもそも通常のカートが表示されていない商品へ広告費をかけても、購入につながりにくいのではないでしょうか。
Amazonが販売価格を直接変更しているわけではないとしても、Amazon独自の価格判定によってカートを非表示にし、値下げしなければ通常販売できない状態にしているのであれば、実質的に販売価格を誘導しているのと変わらないように感じます。
さらに、その判定によって販売機会が制限された在庫について、今度は「長期間売れていない」という理由で追加手数料を請求する仕組みには、強い疑問があります。
以下について、同じ経験をされた出品者様や、仕組みに詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。
1.複数の出品者がいるのに、誰もカートを取得できない状態になる具体的な理由は何でしょうか。
2.過去に一時的に付けられた極端な安値が、その後もAmazonの参考価格や価格判定に影響することはあるのでしょうか。
3.現在の市場価格や仕入価格が変化しても、過去の販売価格を基準に「価格が高すぎる」と判定され続けるのでしょうか。
4.Amazonの価格判定によってカートが表示されない状態を、値下げ以外の方法で修正することはできますか。
5.カート非表示によって販売機会が制限されている期間も、通常どおり長期保管在庫追加手数料の対象になるのでしょうか。
6.価格判定が不適切だと思われる場合、どの窓口から、どのような資料を付けて再審査を依頼すればよいのでしょうか。
長期保管在庫を減らす必要性は理解できます。しかし、Amazon側の表示・価格判定によって正常に販売できない状態となった在庫に対し、「売れないなら値下げ、返送、廃棄をしてください。それでも保管するなら追加手数料を請求します」という運用は、一方的ではないでしょうか。
少なくとも長期保管手数料を請求するのであれば、適正な価格でカートを表示し、通常どおり販売できる機会を出品者に与える必要があると思います。
同様の状態を経験された方がいましたら、解決方法やAmazonから受けた説明をご教示いただけますと幸いです。