仕入れ先からの販売価格を指示について
相談させてください。
キッチン用品を販売しております。
7年ほど取引のある仕入先の会社より、前々から「アマゾンでは上代のこの掛け率で売ってください」とか「このブランドは定価で売ってください」とかよく言われます。
言われた度に、価格を修正し、その分ポイントを付けてみたり、送料無料にしてみたりと工夫してきました。
職人が手で造っているブランドの商品などは、アマゾンで大安売りされていることがあり、仕入れ元の会社というよりは、そのブランドから定価販売の指示がくるようで、当店としましても安売りしすぎることに対しては抵抗があったので、指示にしたがってきました。
ですが、最近、「うちの卸す商品はすべてアマゾンでの販売を控えてください」とか「このブランドはネット販売自体を控えてください」と言われて戸惑っています。
すべてアマゾンでの販売を禁止となると、死活問題となります・・
また、直接営業の方がこちらに来られて、「価格に関してこちらのお願いを聞いてもらえない場合は、掛け率をあげる」とやんわりと言われました。
こういったことって、よくあることなんでしょうか?
同じように言われた方っていらっしゃいますか?どう対処されていますか?
公正取引委員会の独占禁止法のQ&Aには、
小売業者等に自社商品の販売価格を指示し,これを守らせることを再販売価格維持行為といいます。再販売価格維持行為は,競争手段の重要な要素である価格を拘束するため,原則として禁止されています。また,指定した価格で販売させるために,これに従わない小売業者に経済上の不利益を課したり,出荷を停止することも禁じられています。
とありました。
仕入れ元には本当にお世話になっているので、感謝はしておりますが、今回の要望は少し強引だなと不満です。独占禁止法に抵触してませんか?と話してみようか、とても迷っています。
ちなみに、その会社の独自ブランドの商品はアマゾンが非常に安く販売しています。
あと、当店のみが販売しているのではなく、2~3社同じようにおそらくその会社から仕入れてアマゾンで販売されてます。
仕入れ元の会社には、「アマゾンさんが安く売られてるのに、うちだけ販売してはいけないのですか?それとも今後、アマゾン上ではどのお店も売れないということですか?」と聞いてみましたが、まだ回答がありません。多分火曜日に連絡があるかと。。
ご意見を聞かせていただければうれしいです。
仕入れ先からの販売価格を指示について
相談させてください。
キッチン用品を販売しております。
7年ほど取引のある仕入先の会社より、前々から「アマゾンでは上代のこの掛け率で売ってください」とか「このブランドは定価で売ってください」とかよく言われます。
言われた度に、価格を修正し、その分ポイントを付けてみたり、送料無料にしてみたりと工夫してきました。
職人が手で造っているブランドの商品などは、アマゾンで大安売りされていることがあり、仕入れ元の会社というよりは、そのブランドから定価販売の指示がくるようで、当店としましても安売りしすぎることに対しては抵抗があったので、指示にしたがってきました。
ですが、最近、「うちの卸す商品はすべてアマゾンでの販売を控えてください」とか「このブランドはネット販売自体を控えてください」と言われて戸惑っています。
すべてアマゾンでの販売を禁止となると、死活問題となります・・
また、直接営業の方がこちらに来られて、「価格に関してこちらのお願いを聞いてもらえない場合は、掛け率をあげる」とやんわりと言われました。
こういったことって、よくあることなんでしょうか?
同じように言われた方っていらっしゃいますか?どう対処されていますか?
公正取引委員会の独占禁止法のQ&Aには、
小売業者等に自社商品の販売価格を指示し,これを守らせることを再販売価格維持行為といいます。再販売価格維持行為は,競争手段の重要な要素である価格を拘束するため,原則として禁止されています。また,指定した価格で販売させるために,これに従わない小売業者に経済上の不利益を課したり,出荷を停止することも禁じられています。
とありました。
仕入れ元には本当にお世話になっているので、感謝はしておりますが、今回の要望は少し強引だなと不満です。独占禁止法に抵触してませんか?と話してみようか、とても迷っています。
ちなみに、その会社の独自ブランドの商品はアマゾンが非常に安く販売しています。
あと、当店のみが販売しているのではなく、2~3社同じようにおそらくその会社から仕入れてアマゾンで販売されてます。
仕入れ元の会社には、「アマゾンさんが安く売られてるのに、うちだけ販売してはいけないのですか?それとも今後、アマゾン上ではどのお店も売れないということですか?」と聞いてみましたが、まだ回答がありません。多分火曜日に連絡があるかと。。
ご意見を聞かせていただければうれしいです。
12件の返信
Seller_uv6VynrKy7QUj
お疲れ様です。
超答えにくい分野があるのですが 笑笑
(でも言いたいなーとか思っていたり 笑笑
(でも誰かツッコミ入れるだろうとかも思ってたり 笑笑
あ、わかる方にはわかる内容ですね 笑笑
そこには触れずに
超大手店舗でもメーカーやら卸問屋(一次)から、価格の指示は当然きますょ。
わたしは店舗ではTVゲームしか知りませんが、
(いや、それも大して知らないけれど 笑笑
販売シェアによって、どの価格でってな話はきましたね。
TVゲーム関連は超薄利なので、
価格上げたいんですが、、
って提案しても断られたこともある 笑笑
店舗勤めだったら従うしかないし、
わたしは今、そんなトコからは仕入れてないっていう感じかな。
ちょっとトピ主の書いていることは別問題なのですが、
アマゾン毛嫌いしてるメーカーは存在しますし、問屋も同様です。
わたしはバイヤーしているのですが、
売れそうな商品がある!と思ったら、そういうところだったりとか。
再販価格維持行為というのは、
あった方が結果、小売店の利益にはなることが多いんですけれどね。
なくて自由価格競争になったら、断然資金力があるところが勝つし。
昔、どっかのドラッグストアが、個人経営の薬屋を潰すためにとった手法とかありますよね。
Seller_KawtgpNZuuAFq
販売価格を指定することやルールを守らないことに対して、
契約上不利となるペナルティを課すことは明らかな独占禁止法違反です。
しかしながらこれも仕入先との力関係というか、
大手メーカーと裁判して勝てますか?というような話に通ずるものがあります。
その仕入先とどのような契約をされているかにもよりますが、
販売できないことが死活問題なのであればその旨を含めて、
仕入先としっかり交渉すべきです。
交渉の場では断りを入れた上で録音するとか、
法的に理解のある第三者的な立場の人間を交えるとか、
独占禁止法という強力な法律が後ろ盾にあるわけですから、
自衛する方法は色々あります。
死活問題ならばこれくらいは当然の範囲でしょう。
死活問題というのが便宜的なもので、実際は何とかなるのなら、
真っ向から対立するような方法を取らず無難な落としどころを探るのも手ですね。
その仕入先と対立するような形になっても販売を継続していきたいのか、
制限された商品、ブランド以外の販売で何とかやっていくのか、
貴社がどうしたいのかが最も重要かと思います。
個人的な意見としては
貴社とその仕入先でどの程度のお取引が、これまであったのかわかりませんが、
7年近く取引があって急にそのような話になったのであれば不義理な会社だな、
という印象は持ちます。
Seller_vkTvBWFPJvgBe
一般論ではなく一意見としては、メーカーの意向に沿いたいところです。
作る側になると痛感しますが、価格競争で製造コスト減を迫られると製造現場は悲鳴を上げます。
もとより正常な製造業ではコスト削減には熱心です。より安価に、より高品質の製品を提供するのは製造業の本懐です。とりわけ日本では顕著でしょう。
ここで外からコスト減を求められると、どこかで軋みが生じます。鉄鋼とか自動車とか、恒常的に下手を打った業種もありました。
不当廉売は業界全体を疲弊させます。
これがために、私は本業では直販しかしておりません。
メーカーとしてもとても答えづらいのでしょう。
安く売られるのは困るが、通販超大手のAmaに卸せなくなるのはなお困り。
Seller_PMsX12RLg7EiA
この取引先は、言葉の選択がうまく使えていないようですね。
ある条件を満たした場合は、独禁法違反ではなくなる可能性はあります。
FTC(米国公取委)にて、 Manufacturer-imposed Requirementsと検索すると、英語ですが独禁法に抵触しない条件が書かれています。 Amazon問題に対し、日本政府は色々と遅れており、これが出ていない状態ですので、不明点です。
Potetchi様が伝えたように、独禁法では販売価格と記述していますが、広告価格については何も書いていないかと思います。 広告表示に対する価格制限とした場合、通販では広告価格=販売価格となります。
ちなみに、この場合、メーカーが言及できるのは、製品の広告価格までとなり、ポイント割引、クーポン、送料は店舗側負担という別枠になります。 ポイントやクーポンにまで制限をかけてくると独禁法違反に入ってくると解釈しています。
Seller_KiafVIJAslXNx
普通に、メーカー、問屋は価格維持を言ってきます。独禁法違反の契約書にサインしないと、卸さない、価格維持しないと取引しない、なんて普通にありますね。
Amazon不可、通販不可、てなものもあります。問屋が、直販はじめて、取引停止になったこともあります。
反対に、取引先がつぶれて、同じ商品が、バッタやルートで流れてきたこともあります。
Amazon直販部隊に、オリジナル商品の販売に声をかけられたことがあります。取引条件が、余りにも過酷なので、断りました。原価割れ、支払いサイトロングで、小さな店ではお相手できません。Amazon直販に対して、小売業者と同じ価格でおろしているメーカーもありますが、Amazonが売れ残ると、原価割れでAmazonが販売するので、主要ラインからは外しています
Seller_uv6VynrKy7QUj
追記。
すべてわたしの主観です。
もっと具体的な戦略として。
粗利4割が平均的な国内仕入れ率かな~と思いますが、
それでアマゾンの手数料などを考慮すると、
実質2割ほどになっちゃいますね。
これ以下になります商品は出品自体を見合わせる。仕入れないに尽きます。
買取方式の仕入れなら、リスク計上もしとかなければならないですし。
リスクがなければいいのですが、薄利多売方式ですと、通常の販売方法ではもちません。
大手販売店に合わせた戦略をしてもいずれは疲弊します。
販売だけではなく、リスク回避を徹底したほうがいいです。
メーカー直送の可否を試みてみる。
注文来たらメーカーから直送の販売方式です。
これが可能な商品が定番商品として数点あるだけでも、
かなり運営はしやすくなるかと。
ないなら、新規仕入先開拓です。
思慮深く考察し、触れない方がいいです。
そのブランドは諦めましょう。
どこでもこのような言い方をするかと思います。
正直、言ってはダメです。
言う時は決裂の時でもありますし、また、今後においても得策とは思えません。
ムカついたら、黙って引けばいいだけですし。
弱い立場であっても、逆に利用してやるぐらいの気構えでいた方がよいです。
Seller_Qba8rsB1zoxIk
「うちの卸す商品はすべてアマゾンでの販売を控えてください」とか「このブランドはネット販売自体を控えてください」と言われて戸惑っています。
流通・取引慣行ガイドライン第2部第2-5(小売業者の販売方法に関する制限)
事業者が小売業者に対して,販売方法(販売価格,販売地域及び販売先に関するものを除く。)を制限することは,商品の安全性の確保,品質の保持,商標の信用の維持等,当該商品の適切な販売のためのそれなりの合理的な理由が認められ,かつ,他の小売業者に対しても同等の条件が課せられている場合には,それ自体は独占禁止法上問題となるものではない。
って書かれてるので貼り付けしておきます。
Seller_bcIgNmjKDYfq0
メーカー又は総代理店等が小売りをする場合に起きる問題ですね。
原理原則はダメなんですが、売らせて頂いている場合と、売ってやっている場合の違いなんですかね。
アマゾンではより安くをモットーに競争の原理でサイトを成り立たせております。
痛し痒しどちらをとってもツライですね。
そもそも単なる商売とはそのようなモノなんでしょうね・・・・・きっと。
そこにどの様な付加価値を付ける事が出来るか?・・・・ここが商売の分かれ目となるんですかね?
私の宗派とは違いますのでこれ以上の事は言えませんが・・・・・・・。
全く異次元からのアマゾン参入もあると言う事も検討の余地は有るかも知れないですね。
Seller_ay7AHdZtwzLr1
個人的な意見ですが・・・・
基本、メーカーは販売者を選ぶ権利もあるので、関係性により大分変わるかなと思います。
僕はメーカー直で仕入れてAmazon販売してますが、POINTつける時も伺いを立てますが、基本、独占で販売してるので、特にトピ主さんが心配される事はありません。
Amazon上では、相乗り商品の場合、メーカー仕入れは非常に厳しい事になります。
なので、常に色々と商品を探す必要がバイヤーには必要だと思って僕は動いてます。
メーカーは親切にしたり、言うこと聞いてやってれば、悪い対応は僕はされた事は無いです。
Amazon販売を断られることは意図が必ずあるので、それを汲み取って解明するのが一番だと思います。
僕ならそうします。
Seller_Lx5jJgzZr98fe
トピ主です。
みなさん、いろいろなご意見、アドバイスをいただき、本当にありがとうございます。
お一人お一人のご意見を読んでいると、どんどん自分が冷静に考えられる状態になってきました。
仕入れ元の会社にはとても感謝していますので、きちんと話をして、落としどころを見つけたいと思います。向こうさんはどう思ってるのかわかりませんが・・・(笑)
それにしても、アマゾンで販売し続けるというのは、大変なものだなぁと6年目ですが毎年感じます。今回のことでもやはり、そう痛感した次第です。
今回のことをきっかけに、もう少し長い目で、小売店としてどうありたいか、どうあるべきか、商材の幅やメーカーとの付き合い方等々、いろいろ考えることになりそうです。