Amazonでは2021年、該当の商品カテゴリにおける出品者出荷商品の出品資格維持のための指標として、「追跡可能率」(配送状況が追跡可能な注文の割合)を導入いたしました。Amazonに寄せられた購入者様からのお問い合わせの中で、配送状況に関するものが最多であることを踏まえ、追跡可能な注文の拡大によってお買い物体験の向上を目指す取り組みです。また出品者にとっては、購入者からのお問い合わせ件数の削減とともに、購入者からの評価の改善や購買意欲の向上が期待できます。
追跡可能率の導入後、対象となった梱包ごとの合計金額が2,000円以上の出品者出荷商品については、追跡可能な注文が増加し、配送状況に関するお問い合わせ数の約12%(推定)の減少につながりました。一方で、それ以外の出品者出荷商品については引き続き多くのお問い合わせをいただいております。
これによりAmazonでは、日本の出品者の注文を対象に、お届け予定日が2022年8月23日の注文から、追跡可能率の計測対象を以下の通り変更させていただきます。対象の注文については、Amazon上で追跡可能な配送会社をご利用のうえ、出荷通知時にお問い合わせ伝票番号などを入力いただけますようお願いいたします。
追跡可能率の計測対象(変更前)
日本の出品者の場合、梱包(*)ごとの注文金額が2,000円以上(消費税抜き・配送料込み)。
追跡可能率の計測対象(変更後)
日本の出品者の場合、梱包(*)ごとの注文金額が1,000円以上(消費税抜き・配送料込み)。
※梱包とは、セラーセントラルの「出荷通知を送信」画面で入力する単位を指します。1つの梱包あたり、1つのお問い合わせ伝票番号が付与されます。
※2022年8月23日お届け予定日分から、アカウント健全性ダッシュボードにもこの変更が反映されます。
なお、出品者出荷商品の配送を特別運賃でご利用いただけるマーケットプレイス配送サービスでは、有効なお問い合わせ伝票番号が自動的に入力され、出荷通知の送信も配送会社の荷受けと連動するようになります。さらに2022年5月26日~12月31日には、ヤマト運輸のネコポスを対象とした割引プロモーションも実施しますので、ご利用をご検討ください(詳細はこちら)。
追跡可能率の詳細につきましては、以下のヘルプページおよび出品大学をご覧ください。