相次ぐモバイルバッテリーの容量偽装問題について
アマゾンマーケットプレイスにおいてモバイルバッテリーは需要のある大きな1つのカテゴリだと存じます。
しかしながら、多くの出品者さまが容量を偽装して出品が行われている実態がございます。内臓電池よりも容量増しに表記し、またモバイルバッテリー製品の裏面にも偽装容量をプリントしています。しかし、中身をあけてみると、表記容量と一致しないリチウム電池がてできます。これは消費者が安易に中身をあけてチェックできないことをついた悪質な仕業です。レビューでは、思っていたより充電ができないなどお客様の体感上での感想でしか述べられていることが多く(中身を空けると壊れるので)消費者は実際の搭載電池に関しては確認できません。
ANKERやCheeroなどは非常に品質が良く、もちろん偽装もございません。
価格相場が安価で販売されている無名メーカーとなってくると、容量偽装問題、電池の2次流通使用、MSDS流用などのたくさんの問題がございます。
製品のほとんどがリチウムで構成されているモバイルバッテリーは、リチウムがコストの割合が高いため、他社との価格差を大きくすることはできません。
そのお買い得をお求め(コスパ)お買い求めになられるお客様はそういった景品表示法の不正製品を購入されることが多いと推測します。
実際にモバイルバッテリーランキングをみてもトップ20位で不正疑惑のある製品は4つございます。
わたしは長年、リチウム関係の仕事をしておりますが、この製品形状寸法にて、表示している容量の搭載はかなり厳しいのですが、お客様は大きい容量なのに薄くて軽い!といった魅力に惹かれた購入されるのかと思います。実際は、容量偽装の可能性が非常に高いのですが。
B0756BVVDD
B01LW20AN8
B0756C9S5G
B0756D49T1
また、ワイヤレス充電対応のモバイルバッテリーの検索キーワード「Qi モバイルバッテリー」のSEO順、上位6つ中、3件が容量偽装、疑惑1件が発見されております。またこちらも非常に売れ筋の良い3件となっております。表記容量に対して安すぎる価格で販売しています。
容量偽装の製品一覧
B0785HFJDB (10000mAh ⇒ 実際7000mAh)
B0785H3MMT (12000mAh ⇒ 実際10000mAh)
B0799GYXVF (20000mAh ⇒ 実際14000mAh)
レビューにて画像つきの詳細を掲載させていただいております。
上記製品はやらせレビューも行っており、こういったレビュー☆1の投稿が埋もれてしまい、またやらせ―レビュー件数も多いため製品レビュー評価がつりあげれられております。
関係事業者としましては、やらせレビュー+容量偽装のダブルパンチでもううんざりです。
また、アマゾンにも通報させていただきましたが、対応はされていないみたいです。
こういった容量偽装問題についてほかの意見をお聞かせいただけると幸いです。