amazonが直販をしている商品もamazonが作っているわけでもなく、amazonも何処かから仕入れている。

仕入れ口座の関係でamazon直販だけでは様々なカテゴリをカバーできないのでセラーの手を借りた。

メーカーや代理店がamazonに卸している売り場に、勝算もなく出品しても仕方がないと思うのだが。

セラーとメーカーや代理店との関係が強ければ「amazonには商品を卸さないでください」で済む話。

弊社のこのアカウントの場合は、どこかの代理店がamazon直販に卸していたものの供給を止め、セラーとして参入した。

毎月何件か「amazonで販売したいので商品を卸してください」という問い合わせがあるが、リアル店舗などamazon以外の商流も持たずに取引させてくれって、「あなたに卸したらうちにはどういうメリットがあるのよ？」と全部お断りしている。

さすがに最近は「在庫は持ちたくないので、ドロップシッピングでお願いしたいのですが」というお店ごっこの問い合わせはなくなった。
支払いなど取引条件の話まで到達しないが、きっと90日とか半年とか言ってくるんだろうね、そういう輩は。

amazon直販が商品を強奪してきているわけでもなく、amazon直販に卸した方が良いと判断するメーカー、代理店がいる限りamazon直販は続く。

メーカー、代理店は、コントロールさえ効けば誰か1人でもamazonで売ってくれていれば良いので、わざわざ相乗りして利の薄い価格競争をしているセラーなど「知らんがな」じゃないかな。

amazonも同じ販売店なので、文句を言うならば、まずはメーカーや代理店のチャネル政策に文句を言うべき。

メーカー、代理店も昔ほどamazonの発注単位が大きくなく、横持ち輸送のコストを考えれば、他の代理店に任せた方が良いと思っているところもある。